2018年12月26日昼頃
ホテルにチェックイン後
バンコクにあるカオサン通りをウロついていた。
カオサン通りの両サイドの至る所に
「Henna Tattoo」の看板があり
アジア系のお客が数人、ヘナタトゥーを描いて貰っていた。
カオサン通りでヘナタトゥーしたら病院に行くハメになっちゃった

nastogadka / Pixabay
去年、パタヤでヘナタトゥーを描いて貰ったのだけど
少し痛かったし、少し腫れたし、完治するのにかなり時間かかったしで
あまり良い印象がなかったのですが
強引な営業と何となくその場のノリでヘナタトゥーをやることにした。
カオサン通りでヘナタトゥーを描いてもらう
デザインの写真リストを大量に見せられて、その中からデザインを選ぶことに
左腕の二の腕に象のデザインと、その下から手首にかけてトライバルのデザインを描いてもらうことにしました。
まず、リストからフィルムみたいな物を取り出し、それを腕に押し当てて下書きを腕に転写していき
次に転写された下書きをなぞる感じで、ペースト状のヘナを乗せていきます。
トライバルの方は、フリーハンドで書いていく感じですが
全く躊躇することなくスラスラ描いていきます
流石にこれで食っていってるだけの事はあります
時間的に30分くらいで完成しました。
ヘナタトゥーを腕に描いた後、約1時間ほど
扇風機の風を当てつつ乾燥させる様に言われ
椅子に座ったまま、扇風機の風を受けてジッとしていました。
1時間ほどすると「OK」と言われ、一旦ホテルに戻りシャワーを浴びることにします
腕にお湯をかけると、ヘナの塊が取れるのですが
めちゃめちゃ沁みます。
声が出そうなくらい沁みます。
お湯の温度を下げ、ぬるま湯で腕のヘナを洗い流しました。
ヘナを洗い流すと、タトゥーっぽくデザインが残ります。
ヘナタトゥーした2日後、徐々にやばくなってきた
ヘナタトゥーを描いてもらって2日後
朝、起きてシャワーを浴び、体をタオルで拭いている時
腕のヘナタトゥーを見てみると、水膨れしているところが数か所あり
その水膨れを爪で押してみると、破けて水が出てきた。
痛みとかは全然なかったのだが、水膨れが気になり
爪で水膨れをひとつ残らず全部潰した。
3日目、4日目とどんどん悪化していき、全体的に水膨れになってしまった
ただ、痛みはほとんどなかった
痛みで夜眠ることも出来なくなった
5日後、大晦日年越しは痛みもそれほどなく、バーで欧米人とはしゃぎながら年を越した。
朝方(4時頃)ホテルに戻りシャワーを浴び、タオルで体を拭いている時
ヘナタトゥーを施した所が、水膨れとかのレベルではなく、完全に腫れていて
そして、だんだんジンジンと多少痛みが出るようになり
気が付くと、寝付けれないほどにジンジンし出していた。
次の日も傷は悪化していき、変な黄色い汁が出だし、痛みは増してきた
当然、この日も痛みで寝付けなかった。
朝9時頃、ベッドのシーツが汚れないように、腕にタオルを巻いてソファーで2~3時間眠る程度だった
3日後の帰国まで何とか耐えて、帰国後に病院に行こうかと考えていたが
夕方、痛みと腫れがヤバくなってきて
保険がきくのかどうか調べていると、キャッシュレス対応の病院があることなどが分かり
保険会社に電話してみた。
「ヘナタトゥーで・・・ヤバくなった」と伝えると
「タトゥーでの保険は・・・無理」みたいなことを言われ
「ヘナタトゥーというボディペイントで・・・」みたいな
ヘナタトゥーがタトゥーとは違うという事を説明すると
「取り敢えず治療費を建て替えた上で、帰国後に保険の請求をして下さい」
との事だったので、ホテルを出てすぐにタクシーを捕まえ病院に行くことにした。
遂には病院へ
この時、パタヤに滞在していたので
Bangkok Hospital Pattayaに行くことにした。
病院につくと、救急の方で受付をし問診を受けて
処置をしてもらったのだけど
この時、タイ人の医師や看護師が本当にやさしく対応してくれた。
「Fightin na ka」と言いながら消毒や薬を塗布してくれたり
注射2本と点滴を打ってる最中も、ずっと気にかけてくれてる感じでした
次の日バンコクへ移動し、その次の日に日本へ帰国することを伝えると
「とりあえず処置しておくから、明日バンコクで再度病院へ行ってくれ」と言われた。
ちなみに治療費は13468thb(約¥46000)でした。
パタヤのPharmacyで病院で使った薬品が全部揃う
その日の夜は友人とバーに行ったのだが、左手の甲までも腫れてきた。
バーの女の子でさえも「早く帰って寝た方が良い」という程に悪化してきた
友人も「マジで大丈夫か? もう一度病院行った方がいい」と
しかし、痛みは完全になくなっていたので「大丈夫」と言い、夜中3時くらいまでバーにいた
一旦ホテルに戻ったが、包帯が黄色いシミで汚れていて
このまま寝ると、シーツも汚れてしまうと思い
バイタクを捕まえ「Pharmacyに行ってくれ」と伝え
パタヤの24時間営業のPharmacyに行き、病院からもらった薬のリストを見せ
「これと同じものを全部くれ」と言うと
「塗り薬も塗った方がいい」という事だったので、それに従い塗り薬も買った。
もし、ヘナタトゥーで被れて不安な人の為にPharmacyで買った物リストを残しておきます。
(自分もめちゃくちゃ不安で、ネットで検索してもたいした情報は出てこなかったので)
買った物リスト
・Bandage(包帯)
・BACTIGRAS(抗生物質が塗り込まれたガーゼ(化膿止め)
・Normal Salin Solution(生理食塩水)
・Fucidin Cream(化膿止め)
*一応、↑のリストの薬品だけで、取り敢えずの処置は出来ます。
次の日、バンコクへ行くのが遅くなり、バンコクに着いた時には既に日が暮れていて
病院は諦めて、帰国するまでなんとか耐えることにした。
この日も友人と最後のバンコクを徘徊し、朝方まで飲み歩いた。
ホテルに戻り、シャワーを浴びて、消毒をし薬を塗って包帯を巻いた
一睡もしないまま、ホテルをチェックアウトし空港へ向かった
台湾でトランジットするのだが、12時間の空き時間がある為、空港近くのホテルに泊まることにしたのだが
ホテルについた時点で、上着の左腕の部分がシミで汚れていた。
腕にタオルを巻いて、シーツが汚れないようにして眠りについた
早朝4時半に起きて、空港へ向かい帰国し
帰国後、そのまま病院に向かった。
診察の結果は
「ヘナに混ぜてあった何かの成分にアレルギー反応が出て、こうなったのだろう」と説明を受け
「あとは時間をかけて治していくだけ、引き続き現地の病院でもらった薬を飲んでくれ」
と言われ、処置とかも特になかった。
かゆみ止めの薬だけをもらい帰宅した。
ヘナタトゥーは注意が必要
去年、パタヤのTATOO SHOPでヘナタトゥーをした時と違ったのが
カオサン通りの露店の場合、前処理とか一切ないし、施工方法が多少雑だった感じがした
とは言え、アレルギー反応が出るのは人それぞれで、全員ではないという事
アレルギー反応が出る場合がある
カオサン通りをはじめパタヤなどヘナタトゥーを施せるところがたくさんあります。
2週間で消えるタトゥーという事で、旅行者を中心に人気のヘナタトゥーですが
人によっては、アレルギー反応が出る事もあります。
実際にアレルギーが出てみて思ったことは
・海外という事で、とにかくずっと不安であること
・病院に行った場合、基本的に英語でのやり取りなので大変
・なんといっても、治療費が高額
しかし、異常を感じたら、早めに病院へ行き診察を受けた方が良い
ということは感じました。
ヘナタトゥーを施す際には十分注意した方が良いと思います
ちなみに、タイではセブンイレブンでワセリンが買えますし
Pharmacyが多く、24時間営業のところもあり薬が手に入れやすいです。
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