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海外の病院で治療費を自己負担した場合、実は日本の健康保険で払い戻される
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2018年の年末、タイ・バンコクのカオサンロードでヘナタトゥーというボディペイントをしたら
アレルギー反応が出て、カブれて、現地の病院へ行くという大変な目にあった。
しかも、治療費は自己負担。
詳しくはこちらの記事
帰国後も数回通院し、完治まで相当な日数がかかりました。
そんな中、現地の病院で自己負担した治療費も含め、保険のことについてネットで調べて行くと
海外旅行保険はもちろんのこと
日本国民全員が加入しているであろう健康保険も申請すれば、
海外治療費の一部を払い戻し出来るという記事を発見した。
海外旅行保険については、普通に加入している保険会社に保険金の申請をすればいいです
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海外の病院での治療。海外旅行保険の保険金請求と健康保険の払い戻し
rawpixel / Pixabay ヘナタトゥーでアレルギー。現地の病院へ〜帰国後の保険金の申請まで 自分の場合、怪我や病気で海外の病院で受診したわけではありませんが 実際に海外旅行保険を使う事も、 ...
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そして、驚いたのが
社会保険や国民健康保険の日本の健康保険で
自己負担した海外治療費の一部が払い戻される
ということ。
自分の場合、会社が加入している「全国健康保険協会 協会けんぽ」の被保険者なので
この「全国健康保険協会 協会けんぽ」に電話で問い合わせた。
海外治療費の一部払い戻しを受ける為の問い合わせ先
自分はまず、自身が加入している支部の方に電話で問い合わせてみた。
すると担当者の人から
「海外治療費のことは、一括して神奈川支部で行なっている」ことを聞いた。
そして、神奈川支部の問い合わせ電話番号を聞き、電話をかけた。
結果から言うと
神奈川支部に電話しても、なかなか電話が繋がらない上に
担当部署につなぐまでの間、結構な時間を待たされる事になるので
神奈川支部の中の「海外治療費の部署」の直通電話に問い合わせるのが早い。
海外治療費の一部払い戻しの為の申請書類
海外治療費の一部払い戻し申請をするために必要な書類は
申請に必要な書類
・現地病院の診断書の原本
・診察や投薬の内容がわかる領収書の原本
・診断結果(病名)、処置内容、薬などの翻訳(原本をコピーしたものに翻訳を記入)
・パスポートのコピー(入出国がわかるスタンプページ)
協会けんぽのHPからダウンロード(郵送でも可)
・申請書 ・同意書
全国健康保険協会 協会けんぽ
公式HP(海外治療費関連のページ)
海外治療費の自己負担〜帰国後の治療費の一部払い戻しまでの流れ
1.海外の病院で治療を行い、治療費を自己負担もしくは海外旅行保険で支払う
2.帰国後、自身が加入している健康保険の協会や組合または市区町村役場に問い合わせる
3.申請書類に記入、必要書類を同封して郵送する
4.審査後、支給決定通知書(振込通知書)が郵送されてくる
5.指定口座へ振り込みされる
「通常、2~3か月ほどで審査が完了する事」を事前に電話で問い合わせした時に言われたのですが
実際に約2か月後に銀行振り込みによる入金がされました。
自分の場合¥5313が振り込まれました。
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ちなみに、翻訳はgoogle翻訳を使いましたが、全然大丈夫っぽかったです
(一応、何の連絡など来ることももなく審査が完了しましたので)
もし、海外で治療した場合
全額とまでは行きませんが、少しでも払い戻される可能性がありますので
健康保険の払い戻し申請してみてはどうしょうか?