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ヘナタトゥーでアレルギー。現地の病院へ〜帰国後の保険金の申請まで
自分の場合、怪我や病気で海外の病院で受診したわけではありませんが
実際に海外旅行保険を使う事も、あまり多くはないかなと思い
今回、たまたま自分が海外旅行保険を使うことになったので、自身の記録的な感じで記事にしてみます。
ヘナタトゥーをして現地の病院へ行くまで
バンコクのカオサン通りでヘナタトゥーをしたら大変なことになった。
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帰国後の通院
帰国後の空港から病院へ直行し、その後、皮膚科に通院することになる。
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海外旅行保険、保険金の申請
1月05日 帰国後、病院へ直行(救急病院へ救急外来扱いでの診察を受ける)
・保険会社へ通院の連絡(前もって、現地で事故受付の連絡済み)
数日後 保険金の請求申請に関する書類が郵送されてきた
1月12日 病状の悪化に伴い、皮膚科の病院で診察を受け、投薬治療を開始
1月19日 皮膚科への通院(1週間前に比べ、明らかに病状が回復する)
1月26日 皮膚科への通院(最後の診察を受け、飲み薬と塗り薬を受け取る)
1月28日 診断書と各書類を返信用封筒に同封し、郵送で保険金の申請をする
同封した書類
・現地病院での診断書と領収書
・帰国後の通院した時の処方箋と領収書
・保険金の請求書
・パスポートのコピー(名前のページ)
・航空券の半券(顔認証ゲートにて出入国をした為、パスポートにスタンプがない為)
保険会社の審査〜保険金の支払い(入金される)まで
1月31日 AM11:30頃
担当者の方から確認の電話
・処方箋での薬は保険適用だがその他は適用外との連絡
(包帯やガーゼ等は保険適用外とのこと)
・翌日に保険金の振り込みを行う
という確認の電話がかかってきた。
2月1日 指定の銀行口座へ保険金が入金される
ちなみに、今回自分が利用した海外旅行保険は
ジェイアイ傷害火災保険の「たびほ」という海外旅行保険です。
今回、いろいろな人に散々「保険適用外だ」と言われた中で、保険金の支払いがなされ
担当者の方の対応も非常に良く、いろいろな意味で助かりました。
自分は今後も「たびほ」を使うと思います。
この記事を読んで、良い印象を持った方がいれば使ってみてはどうでしょうか?
健康保険 海外治療費払い戻しの申請
自分も今回の事をきっかけに知ったのですが
海外の病院で治療を受けた場合、実は日本の健康保険が効くらしいのです。
海外で病院に行くこともあまり経験しない事ですし
行ったとしても、海外旅行保険くらいしか思い浮かばないと思います。
実際に自分もそうでした。
しかも、自分の場合「ヘナタトゥー」が原因だったので
現地在住の日本人を始め、聞く人のほぼ全員が「旅行保険すら下りないだろう」と言われました。
実際に、現地の病院へ行く前に保険会社に連絡したところ
オペレーターのお姉さんにも「タブン、保険適用外になります」と言われました。
ただ「一応、治療費を自分で建て替えた上で、帰国後に保険金の請求をしてみて下さい」
と言われたのが唯一の救いでした。
当然、保険の適用がなされるかは分からないとの事だったのですが
ネットでいろいろ調べて行くうちに、日本の健康保険適用で払い戻し制度がある事を知る。
海外治療費の払い戻し
海外療養費とは
海外療養費制度は、海外旅行中や海外赴任中に急な病気やけがなどによりやむを得ず現地の医療機関で診療等を受けた場合、申請により一部医療費の払い戻しを受けられる制度です。
引用元:全国健康保険協会 協会けんぽ
簡単に説明すると
海外の病院で診察や治療を受けた場合でも、帰国後に申請することによって
日本の病院と同じように健康保険が適用され、治療費の一部が払い戻されるということ。
(3割負担の場合、7割が払い戻される)
ただし、日本で同等の診察、治療を受けた場合の医療費で計算されます。
例えば、海外で治療費が¥100万かかったとしても
日本で同等の治療した場合の治療費が¥30万だったら、¥30万の7割が払い戻される感じです。
ちなみに
海外での医療費は高額になりがちで、日本での医療費の方が安くなる場合が多いらしい。
とはいえ、払い戻されるのであれば、申請し受け取った方がいいと思います。
注意
- 海外で治療費の支払いをした翌日から2年を経過すると、時効により申請できなくなります。
- 海外療養費の審査には、通常、数か月お時間をいただきます。(被保険者や医療機関等に照会することがあります。)
- 海外療養費の支給は、海外への直接送金はできません。
と書かれてます。
海外治療費の払い戻しや申請の仕方等に関して
詳しくは全国健康保険協会 協会けんぽのホームページを見て下さい。