2018年末のバンコクのカオサン通りでヘナタトゥーを施して、エライ目にあったオレですが
帰国後も、病院に通院したりして難儀しています。
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カオサン通りでヘナタトゥーしたら病院に行くハメになっちゃった話
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ヘナタゥーをしたらアレルギー反応が・・・
そもそも、2019年1月2日の夕方、パタヤで滞在していたホテルの部屋で
火傷っぽい傷跡から変な黄色い汁が出て困り果てて、病院に行こうかどうか迷っていたオレは
とりあえず、旅行保険会社に電話して「保険適用されるのかどうか」を聞いてみたところ
相手オペレーターがヘナタトゥーの「タトゥー」部分に引っ掛かり
「タトゥーでの治療はちょっと・・・」と難色を示しだしたので
「いや、タトゥーという名前ですが、実際はボディペイントで・・・」と詳しく説明すると
「とりあえず、治療費を建て替えたうえで、帰国後に保険金の請求をして下さい」との事だったので
ソッコー、ホテルを出て、タクシーを捕まえて「BANGKOK HOSPITAL PATTAYA」に向かった。
金額がどれほどになるのか不安はあったが、それよりも治療して安心したかった。
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海外(現地)の病院で治療をする
救急な感じで受付をすると、待合所的なソファーで待つようにと言われ待っていると
看護師に呼ばれ、ベッドに寝かせられ、腕を洗浄されていると
そこにドクターらしき男性が来て、軽く問診をされた。
当然ながら、英語での問診なので、かなりぎこちない感じだったのだが
優しいタイ人のドクターは何となく理解してくれた。
次の日にバンコクへ移動し、その次の日に帰国することを伝えると
「とりあえず処置しておくから、明日またバンコクの病院へ行きなさい」とのことだった。
生理食塩水をコットンボールにつけて、傷口を洗浄するのだが
皮がベロベロに剥げてきて、一人の若い女性看護師がギブアップ
交代した、これまた若い看護師は、オレも痛がってると思われたのか
「Fightin' na ka」といいながら洗浄してくれた。
洗浄後、抗生剤を塗ったガーゼを当てて包帯をグルグル巻かれた。
そのあと、30分点滴をして処置は終わった。
待合所的なところで待っていると、番号を呼ばれ会計へ
どれほどの金額かとドキドキしながら行ってみると
13468thb(約¥46000)だった。
少しだけホッとした。
手持ちの現金で端数を払い、残りをカードで支払った。
次の日、バンコクへ着いたのが夜遅くなったので、バンコクでは病院に行かず
帰国するまで、我慢することにした。
その夜、バンコクのアソーク周辺で財布をスラれたりとか散々な目にあいつつも
やっと帰国し、その足で病院へ直行した。
帰国後、国内の病院へ通院治療
帰国後、空港から総合病院の救急外来へ直行した。
総合病院の救急外来で診察を受ける
帰国したのが、1月5日の土曜日だったので、総合病院の救急外来として診察を受けた。
医師は腕を見るなり
「あぁ アレルギー性の化学熱傷ですね」
と、深刻ではない感じだった。
現地の病院の診断書も見せたのだが
「これは領収書ですね」と言う。
確かに、領収書みたいなものも同封されていたのだが
Medical Certificateと書かれたものもあった
medical certificate=診断書 ですし
diagnosis=診断
post-traumatic wound infection, not elsewhere classified=外傷後の創傷感染、他に分類されないもの
とちゃんと記載があります。
割と大きい病院の医師がそう言うので、そうなのだろうと納得した
というか、「医師=頭が良い」という事で納得したような気もするが。
まぁそんなことはどうでも良くて
診断結果は
「このまま現地でもらったのみ薬は飲みつつ
傷の方は時間の経過とともに皮膚が再生しながら治っていくので
それまでは我慢して下さい」
みたいな感じで、かゆみ止めの塗り薬だけを処方してもらって帰宅した。
一週間後、皮膚科で受診することに
帰国後、救急外来で診察を受けて安心していたのですが
状況は全く良くならず、それどころか悪化してるようにも見えたので
一週間後の週末(1月12日)皮膚科で受診することにした。
皮膚科に行くと、診察をした医師は、腕を見るなり
「これはヤバいと、確かにアレルギーで被れてるのだけれども、あまり軽く考えてはいけない」と
「キチンと治さないと最悪、手術するハメになりますよ」
「毎週、確実に通院してください」と脅してきたw
とりあえず
飲み薬を3種類(アレルギーを抑える薬を2種類と、胃の粘膜を保護する薬1種類)
塗り薬を2種類(炎症を抑える薬と、皮膚や粘膜を保護する薬)
処方された。
3日後には、手の甲の腫れは完全に引いて
腕の被れた部分の傷も、明らかに良くなってきた。
処方された薬リスト
内服薬
・プレドニゾロン錠・・・アレルギーを抑える薬
・フェキソフェナジン塩酸塩錠・・かゆみ、アレルギーを抑える薬
・レバミピド錠・・・胃の粘膜を保護する薬
外用薬
・アンテベート軟膏・・・炎症を抑える薬
・サトウベルベ軟膏・・・皮膚や粘膜を保護する薬
↓一週間後(1月19日)
その後の通院と傷の回復
3週間(週末の3回)通院したところで完治の目処が立ち
1月26日の診察で、塗り薬も保湿薬だけになり、アレルギーを抑える飲み薬だけ1か月分処方されました。
傷の具合もだいぶ良くなり、あとは時間をかけ皮膚再生しつつ治す感じです。
とりあえず通院もこれで終わりです。
1月27日↓
現地でインターネットを駆使し検索をしても、有効な薬や処置の情報など一切発見できなくて
かなり心的ダメージを受け、不安で仕方なかったので
タイの薬局で買えるかは分かりませんが(インターネットで検索したところ、買えそうな感じだったので)
最終的にに劇的に回復した時に処方された薬のリストを載せておきます。
処方された薬のリスト
内服薬
・Prednisolone tablets 5mg(プロゾニン錠):アレルギーを抑える薬(朝2錠、夕1錠)
・Fexofenadine hydrochloride tablets 60mg(フェキソフェナジン塩酸塩錠)
:かゆみ、アレルギーを抑える薬(朝1錠、夕1錠)
・Rebamipide tablets 100mg(レバミピド錠):胃の粘膜を保護する薬(朝1錠、夕1錠)
外用薬
・Antebate ointment 0.05%(アンテベート軟膏):炎症を抑える薬(1日2回の塗布)
ちなみに、医師から言われたのは「内服薬の方が大事」という事です。
もし、タイや海外でヘナタトゥーをして自分のようにアレルギー反応が出たり、
カブレて痛みや不安に襲われてる人が
奇跡的にこの記事にたどり着いて、不安が少しでも和らぐことを願ってます。